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韓国No.1のパーキングシステムi PARKINGはどのようなシステムをモニタリングしているのか?

2021年9月27日


PARKING CLOUD

PARKING CLOUDは、韓国国内で4,200か所程の駐車場を運営していて、駐車場当たり少なくとも2‐3台のPCが置かれています。このように全国に点在する1万台を超えるPCやサーバーをまとめてひと目でモニタリングできるサービスは、少なくとも国内ではWhaTapの他にありません。

‐ PARKING CLOUDのCTOのLee Sangminさん ‐


韓国最大手の割引チェーン店であるemartで買い物をしてから、駐車場を出るため料金を精算する際には精算機を使います。この駐車場インフラとシステムの「i PARKING」を開発・運営するPARKING CLOUDのCTOを務めているLee Sangminさんから、国内最大規模を誇る駐車場管理システムであるi PARKINGをどのようにモニタリングしているかについて語ってもらいました。

Q)PARKING CLOUDはどのような企業で、CTOのLeeさんはどんな業務に就いていますか?

 A)PARKING CLOUDは韓国トップの駐車場運営企業で、ハードウェアからソフトウェアまで自ら開発しています。私はCTOとしてハードウェアとソフトウェア開発組織を統括しています。通常の駐車場運用企業なら駐車場内にデバイスが置かれてあります。PARKING CLOUDは全国に点在するデバイスを中央で一括管理でき、現在はAWSとNHN IDCにマルチクラウドの形でITインフラを構築して運用しています。

 Q)PARKING CLOUDのシステム開発と運用組織では、WhaTapMonitoringをどのように活用していますか? 

 A)Javaバックエンド開発者とインフラ運用エンジニアは、リソースからアプリケーションまでをすべてWhaTap Monitoringでモニタリングしています。バックエンド開発者の大半がWhaTapを見ながら開発を進めている状況です。オフィスにモニタリング向けの大型モニターが置いてあり、その画面には常にWhaTap Monitoringのダッシュボードが表示してあります。開発とインフラ運用は、行き来しながらもWhaTapのダッシュボード画面に目を配っています。イベントが発生したら、その画面をキャプチャして全体の開発組織と共有します。それを、どの指標が問題なのか状況を確認したり、分析を行ったりするコミュニケーションの媒体として活用します。特に、シニアレベルの開発者には必須のモニタリングツールになっています。

Q)PARKING CLOUDがWhaTap Monitoringを選択したきっかけは何ですか?

 A)なにより、数千台規模のインフラを、しかもマイクロサービスアーキテクチャ(MSA)サービスを効果的に統合モニタリングできる点です。MSA構造では、無数の小さいサービスが複雑に絡み合い、サービスを呼び出したりしています。それらをモニタリングするためには、MSAサービス間の呼び出し関係や比率を把握する必要があります。それにマルチトランザクションを追跡して、どこの相関トランザクションで遅延が発生しているのかをトレースしなくてはなりません。WhaTap Monitoringは10,000台を超えるサーバーシステムをひと目で確認でき、MSA構造でのサービス間呼び出し関係や比率を数字として見える化します。また、マルチトランザクションの処理フローが効果的にトレースできます。

 また、改善点や要求に対していつも前向きに対応してくれたのも、導入に至った大きな理由の一つです。

 Q)WhaTap Monitoringでよく使うメニューや機能は何でしょうか? 

 A)よく使うのはApplication、Server、Databaseの順です。常に大型モニターにWhaTap Monitoringのダッシュボード画面を表示してあるため、異常発生の検知がすばやくできます。現場レベルでのリソースは統合ダッシュボード、障害発生時には統合メトリックスボードでモニタリングします。

Q)WhaTap Monitoringの導入効果は何でしょうか?

A)PARKING CLOUDでは、障害発生時には最優先でWhaTapの画面を表示させます。障害時には色々なルートから数多くのアラート通知がくるため、障害を正しく認知するのが何より重要です。アラートが無数に受信されがちなので、必要なアラートだけが通知されるよう気を使い設定する必要があります。PARKING CLOUDではApplication Monitoring向けに、必要不可欠で重要だろうと思われるアラートだけを設定しています。その結果、障害発生の認知が早くなりました。

WhaTap Monitoringは単に障害発生をアラートするだけのサービスではありません。それがなぜ発生したのか、その根本の原因は何なのかも分析できるサービスです。例えば、ネットワークに問題があるのか、アプリケーションに問題があるのか、あるいは連携したサービスに問題があるのか、データベースなのか等を簡単に把握できる構造になっています。そのおかげで、PARKING CLOUDでは何度も障害の原因を簡単に見つけ出し、解決しています。

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